弊所は、創立27年の比較的若い特許事務所でありますが、前身の南孝夫特許事務所から通算すると約50年の歴史と蓄積をも有する、現在10名の弁理士を中心とする総勢40名(非常勤職員を含む)の中規模特許事務所であります。特許事務所の業務は、依頼人との血の通ったコミュニケーションに基づく連携プレーと機動力によって、はじめて有効に機能するものと考えますが、葛和国際特許事務所は、事務所の規模、スタッフ陣のクウォリティなどの面からみて、これらに相応しい資質を備えた事務所であると自負しています。
技術面につきましては、各方面からのご要望にお応えできるよう、前記10名の弁理士に加え、19名の優秀な技術スタッフを配してあらゆる技術分野にも対応できる体制を整えるとともに、所内勉強会などを通じて常に先端技術や法律面での最新情報の収集に努め、知財戦略、知財保護のありかたについて事務所としての検討も積極的に推し進めています。また、各種事務手続につきましては、ベテランのパラリーガルスタッフ及び事務スタッフによって迅速的確な事務遂行を可能にしています。一方、充実した海外業務も、経験豊富な葛和国際特許事務所の特徴のひとつといえます。数多くの外国企業をクライアントとする弊所が積み上げてきた経験と、米国人1名とドイツ人と中国人1名をも擁する弊所の語学力を生かした、ほぼ全世界での業務を網羅する提携各国特許法律事務所との密な意志疎通に基づく共同作業により、弊所の海外業務は、極めて活発な展開をみるに至っています。
東京農工大学工学部卒業と同時に特許庁入庁。審査官(塑性加工、応用化学、医療の各部門)、工業所有権制度改正審議室、審査基準室長補佐、日米交流審査官(米国特許商標庁)、審判官(繊維部門)等を経て1992年特許庁退職。特許庁在職中、ミュンヘン大学法学部及びマックス・プランク知的財産権研究所留学。1992年弁理士登録。1992~1995年スイスの総合化学メーカー特許商標本部勤務(日本法人の知財担当部長兼務)。1995年より現職。2004年付記弁理士登録(知財関係侵害訴訟代理資格者)。2004~2005年千葉大学特任教授。2005~2006年特許庁知的財産プロジェクト研究会委員。AIPPI、APAA、FICPI、INTA、PTMG、AEA会員。
著書等: 新薬のデータ保護について(共著)知財管理Vol.66 No.3 (2016)、ESZ/SPC, Ergänzende Schutzzertifikate (医薬品の補足保護証明制度:ドイツ語/英語)(分担執筆) Carl Heymanns Verlag (2014)、 企業経営に連携する知的財産部門の構築(分担執筆) 発明協会(2007年)、特許の真髄(共訳)発明協会(2005年)、知的財産法基本判例ガイド(分担執筆) 朝倉書店(2005年)、詳説改善多項制・特許権の存続期間の延長制度(共著)発明協会(1988年)、最新・特許管理マニュアル(分担執筆)新技術開発センター(1988年)、ヨーロッパ特許欧州での発明の単一性について(翻訳)AIPPI誌(2004年10月)、Japanisches Fallrecht zu klinischen Versuchen mit patentierten Arzneistoffen (日本における特許医薬物質の臨床試験についての判例:ドイツ語)die pharmazeutische industrie Band 61 Nr. 1(1999年)、欧州における化学発明(1),(2) 特許管理 Vol.30 No. 4,No. 5 1980年 ほか。
専門分野: 材料科学、有機化学、医薬、繊維、訴訟
名古屋大学工学部応用物理学科卒業、同大学院修了と同時に特許庁入庁。審査官(計測、応用物理、応用光学、材料分析)、審判官(計測、電子ゲーム、農業機械)として勤務。その間、外務省国際連合局出向、世界知的所有権機関(在ジュネーヴ)、日欧交流審査官(欧州特許庁)、国際協力事業団ヴィエトナム特許庁近代化プロジェクト(在ハノイ)、弁理士試験委員等歴任。2007年1月特許庁を退職し、弊所入所、弁理士登録。
専門分野: 物理学、計測工学、電子工学、情報科学、商標
名古屋大学農学部卒、同大学院生命農学研究科生物機構・機能科学専攻修了。 大阪の特許事務所および都内特許事務所勤務の後、2016年弊所入所。2010年弁理士登録。
専門分野: バイオテクノロジー、医薬
慶應義塾大学工学部応用化学科卒、同大学院工学研究科応用化学専攻修了。 大手化学メーカ―医薬部門で、新薬合成、細胞培養、臨床研究等に従事した後、2017年弊所入所。2010年弁理士登録。
専門分野: 有機合成化学、医薬、バイオテクノロジー
ワシントン大学生物学部卒業。オレゴン州立霊長類研究所および都内の特許事務所での勤務の後、2010年弊所入所。2013年弁理士登録。
専門分野: 脳科学、生化学、動物行動学
米国テキサス大学アーリントン校を経て、インディアナパデュー大学農学部食品科学科卒。2006年弊所入所。2014年弁理士登録
専門分野: 生化学、食品科学
熊本大学工学部を経て同大学院自然科学研究科物質科学専攻修了。 在学中に英国バーミンガム大学に交換留学。化学分析関連の企業での勤務を経て、 2009年弊所入所。2015年弁理士登録。
専門分野: 分析化学、無機化学、有機化学
東京農工大学工学部生命工学科卒、同大学院工学府生命工学専攻修了。 科学機器メーカー勤務の後、都内特許事務所勤務、2013年弁理士試験合格を経て、2016年弊所入所。2017年弁理士再登録。
専門分野: 分子生物学、遺伝子工学
東京大学薬学部卒。同大学院薬学研究科博士課程在学中の2003年に弁理士試験合格。2004年同大学院修了、薬学博士。同年弊所入所。2005年米国にて特許実務研修。2017年弊所再入所。
専門分野: 分子生物学、遺伝子工学、薬学
早稲田大学文化構想学部を経て、同大学法科大学院修了。2015年、司法試験合格。都内大手IT企業の企業内弁護士を経て、2022年弊所入所。同年弁理士登録。
専門分野: 契約、訴訟等法務全般、商標・意匠
著 書 等: 広告表示の法的規制と実務対応Q&A(分担執筆)中央経済社 (2019年)
東北大学理学部、東京農工大学農学部を経て同大学院修了(農学修士)。大阪の特許事務所勤務の後、2000年入所、2010年より現職。
専門分野: 微生物学、遺伝子工学、化学、商標、意匠
東京工業大学生命理工学部、同大学院博士課程修了(工学博士)。都内の特許事務所を経て、2012年入所、2022年より現職。
専門分野: 分子生物学、遺伝子工学、生化学、高分子化学
中国山東大卒、韓国科学技術院修士、東京農工大院修士、東京大院博士中退、2012年弊所入所。2013年中国弁理士試験合格。2015年中国弁理士登録。
専門分野: 神経科学、分子生物学、環境社会学
ケレラ大学、同大学院にて化学専攻後、ボンベイ大学大学院化学技術研究科にて博士号取得。 インド大手製薬企業にて研究員および知財部長として30年以上勤務の後、インドの特許法律事務所を経て、2014年より現職。
専門分野: 化学、薬学、薬事・法務